島津亜矢カバーアルバム「SINGER6」元歌紹介動画&解説・感想

島津亜矢さんの演歌以外の歌のカバー曲アルバムSinger(シンガー)シリーズですが、

2019年(令和元年)9月25日にシンガーシリーズ6枚目のアルバムが発売になりました

 

SINGER6 [ 島津亜矢 ]

 

 

 

島津亜矢さんは、最近は「歌怪獣」とも言われていて、「どんな歌を歌っても上手い歌手」としていろんなテレビ番組にもひっぱりだこになりましたね。

 

確かに演歌以外の歌もいいですが、
何度も言ってますが
ワタシとしては島津亜矢さんの本当のすごさは演歌、歌謡浪曲にあると思っています。

 

特にあの長ーい歌謡浪曲を台詞も全部覚えて、しかも聴いた人が引き込まれるような台詞に歌。
男性役でも女性役でもその役になりきって、同じ人が演じているとは思えないような、まさに一人ミュージカル。
本当に素晴らしい。

 

NHK紅白歌合戦ではカバー曲なんぞ歌わずに、ぜひとも「俵星玄蕃」とか歌って欲しい…とか言いながら「俵星玄蕃」もカバー曲なんですが(笑)

 

 

おっと!
前置きはこれくにらいにして、「SINGER6」の内容です。

 

今回も英語の歌が3曲あります。

 

全16曲を書きだすと以下の通りです。

01. Shallow
02. アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)
03. 瑠璃色の地球
04. 悲しみがとまらない
05. Memory
06. 駅
07. 我が良き友よ
08. 行かないで
09. 蕾(つぼみ)
10. リンダリンダ
11. つばさ
12. 接吻
13. BEN
14. 15の夜
15. ありがとう
16. 時代

 

1曲ずつ元歌の動画とともに紹介します。
youtubeの動画が削除されている場合がありますが、その時は自力で探してください。

 

 

1.Shallow

 

「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」

わわっ。いきなり英語の歌です。

元歌は

2018年の映画『アリー/ スター誕生』の挿入歌でレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが歌っています。
2018年9月に映画のサウンドトラックからカットされたシングルが発売しされ全世界で大ヒット。

 

作詞:ANDREW WYATT LADY GAGA,MARK RONSON,ANTHONY ROSSOMANDO
作曲:ANDREW WYATT ‎LADY GAGA,MARK RONSON,ANTHONY ROSSOMANDO
歌:LADY GAGA BRADLEY COOPER

 

ウィキペディアより

第9回ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワード(英語版)ではオリジナル楽曲賞(長編映画部門)を受賞した。
また第23回サテライト賞(英語版)[2]とロサンゼルス・オンライン映画批評協会賞でもオリジナル楽曲賞にノミネートされた[3]。
第76回ゴールデングローブ賞では主題歌賞を受賞した[4]。
第61回グラミー賞では年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞、ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、ビジュア・メディア楽曲賞の4部門でノミネートされた。
また2019年2月24日に開催された米アカデミー賞を含め、同曲は計33回受賞され、史上最も受賞された曲となった[5]。

 

Lady Gaga, Bradley Cooper – Shallow (A Star Is Born)

 

 

原曲は男女のデェエット(?)になっていますが、島津亜矢さんは全部一人で歌っています。
途中から原曲にはない、カッコよくてパワフルな歌い方になってます!

 

 

 

2.アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)

 

アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)

2018年(平成30年)発売のMISIAの35枚目のシングル。

 

作詞:GReeeeN(グリーン)
作曲:GReeeeN
編曲:亀田誠治(かめだ・せいじ)
歌:MISIA(ミーシャ)

TBSテレビ火曜ドラマ「義母と娘のブルース」主題歌

 

 

MISIA – 「アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN)」 MV Lyric ver.

 

 

島津亜矢さんは、MISIAさんの歌い方とだいたい同じような歌い方ですね。
まあ、この歌には唸りとか必要ないかな(笑)

 

 

3.瑠璃色の地球

 

瑠璃色の地球(るりいろのちきゅう)

松田聖子(まつだ・せいこ)さんの、1986年(昭和61年)発表のアルバム「SUPREME」(スープリーム)に収録された楽曲。

 

作詞:松本隆(まつもと・たかし)
作曲:平井夏美(川原伸司…かわはら・しんじ)
歌:松田聖子

 

 

瑠璃色の地球 ‐ Seiko Matsuda

 

 

島津亜矢さんのSINGERシリーズは、今まで松田聖子さんか中森明菜さんの歌のどちらかが必ず1曲入っているのですが、今回のSINGER6は松田聖子さんの歌でした。
松田聖子さんと中森明菜さんの歌が同時に入ることはありません。
これで、SINGER1から6まで、聖子ちゃん、明菜ちゃん、3曲ずつになりました。
さて、次回はどちらが入るかな~?
それも楽しみ。
といっても必ず入るかはわからないのですけど。

 

島津亜矢さんは、聖子ちゃんを歌ってもまったく違和感ナシ!
別の歌に聴こえてしまいます。

 

 

 

4.悲しみがとまらない

 

悲しみがとまらない(かなしみがとまらない)

杏里(あんり)さんの、1983年(昭和58年)発売の14枚目のシングル。

 

作詞:康珍化(かん・ちんふぁ)
作曲:林哲司(はやし・てつじ)
歌:杏里

 

 

Anri 杏里 1983 悲しみがとまらない

 

 

島津亜矢さんの「アイキャン ストップ!」の「ストップ!」は力強くて本当に「ストップ!」になっているので気持ちイイです。

 

 

5.Memory

 

Memory(メモリー)

ミュージカル「Cats(キャッツ)」のナンバー。

作詞:トレヴァー・ナン
作曲:Andrew Lloyd Webber(アンドリュー・ロイド・ウェバー)

 

 

 

(リプライズではないほうの(?)メモリー)

Memory | Cats the Musical

 

 

2曲目の英語の歌です。

島津亜矢さんの歌う「メモリー」は、後半カッコよくなっています。
「Burnt outt~」からは低くなっていますが、島津亜矢さんの低い声はおそろしいくらいに魅力的です。
高い声も低い声もこなすとは、まさに(歌)怪獣ですな。

 

ワタシは「メモリー」は、劇団四季の日本語の歌ばかり聴いていて英語で歌えたらいいなあと思ってはいてもなかなか難しくてまあいいか、となっていたんですが、「島津亜矢SINGER全曲制覇」しようとしたら否応でも覚えることになりました。
まだ覚えてないですが。

 

 

6.駅

 

駅(えき)

元は、中森明菜(なかもり・あきな)さんの1986年(昭和61年)発売のアルバム「CRIMSON」に収録された楽曲。
翌年の1987年(昭和62年)に、竹内まりや(たけうち・まりや)さんのセルフカバーアルバム「REQUEST」に収録され、シングルカットもされた。

作詞・作曲:竹内まりや
歌:竹内まりや/中森明菜

 

 

駅 – 竹内まりや

 

 

「駅」は情景がありありと浮かんでくる歌ですよね。
竹内まりやさんはサラッと歌っているように聴こえますが(わざと?)、
島津亜矢さんのカバーはさらに駅の風景が頭の中に浮かんでくるようです(言い方乏しくてスミマセン)

 

 

7.我が良き友よ

 

我が良き友よ(わがよきともよ)

かまやつひろしさんの1975年(昭和50年)発売のシングル。

 

作詞・作曲:吉田拓郎(よしだたくろう)
歌:かまやつひろし

 

 

我が良き友よ inつま恋2006 吉田拓郎&かまやつひろし

 

 

ワタシはずっと、この歌の歌詞の時代がわかりませんでした。
どうも大学生らしいのに、下駄をはいて学生服を着ている。
明治時代???
かな、とも思っていたのですが、どうやら作詞の吉田拓郎さんの大学時代の同級生がモデルだとか。
ってことは、思いっきり昭和でした。
学生帽にマントの学生を想像していました(笑)
と思ったら、本物のバンカラはやはり明治で学生服に腰に手ぬぐいのようでした。
そのバンカラを昭和でやっていた人、ということなのでしょうか???

 

島津亜矢さんが歌う「我が良き友よ」は本当にカッコイイ!
この歌い方が好きだから島津亜矢さんから逃れられない!
「紅灯の海」や「浅草キッド」的な…?

きれいに上手に歌うだけならそんな歌手はプロにはいっぱいいるわけですから。

 

 

 

8.行かないで

 

行かないで(いかないで)

玉置浩二(たまき・こうじ)さんの1989年(平成元年)11月発売のシングル。

 

作詞:松井五郎(まつい・ごろう)
作曲:玉置浩二
歌:玉置浩二

 

 

 

行かないで 玉置浩二 シンフォニックコンサートin香港

 

 

フジテレビ開局30周年記念ドラマ『さよなら李香蘭』の主題歌で、
1990年、香港の歌手ジャッキー・チュン(張学友)が「李香蘭」のタイトルで広東語で歌いヒット。
その後1993年、台湾の作詞家・姚若龍(中国語版)が新たに歌詞を書き、曲名を「秋意濃」と改めて、ジャッキー・チュンの中国語のアルバム『吻別』に収録。
他にも中国語、広東語、英語でカバーされています。

※「ジャッキー・チュン」は「ジャッキー・チェン」とは別人です(笑)

この「秋意濃」という中国語(北京語)の歌をnanaで歌ったことはまた別の記事で。

 

島津亜矢さんの「行かないで」は、もう言うまでもありません。
本当に引き込まれますね。

 

 

9.蕾(つぼみ)

 

蕾(つぼみ)
は、
コブクロさんの2007年(平成19年)発売のシングル。

 

作詞・作曲:小渕健太郎(こぶち・けんたろう)
歌:コブクロ

フジテレビ系ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』主題歌

 

 

コブクロ – 蕾

 

 

島津亜矢さんは、こういう歌…静かとパワーの中間のようなみんなが気軽に歌うような歌(いつもながら説明力ナシ…笑)も、なんか違うんですよね。

 

島津亜矢さんがカバーしてくれるおかげで若者の歌も覚えられて若返った気分。
といっても、今の本物の若者には、この歌も懐メロなんでしょうけど(笑)

 

 

10.リンダリンダ

 

リンダリンダ

THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)さんの1987年(昭和62年)発売のメジャーデビューシングル。

 

作詞・作曲:甲本ヒロト(こうもと・ひろと)

 

 

リンダリンダ / THE BLUE HEARTS / TV

 

 

まってました!
島津亜矢さん、やっぱりこの手の歌を歌うのピカイチ!
ホレボレする~。
こんなのに歌える人は、そういないんじゃない?

 

 

 

11.つばさ

 

つばさ

本田美奈子.(ほんだ・みなこ)さんの、1994年(平成6年)発売のシングル。

 

作詞:岩谷時子(いわたに・ときこ)
作曲:太田美知彦(おおた・みちひこ)
歌:本田美奈子

 

オッペン化粧品CMソング
埼玉県「魅力いっぱい彩の国」のCMソング

 

 

本田美奈子 つばさ

 

 

実はこの歌を知らなくて、島津亜矢さんの歌で初めて知りました。
聴いていて、この歌は高橋真梨子さんの歌なのだと思い込んでいました。
なんか、っぽくない?
調べて初めて本田美奈子さんの歌だと知ってビックリ。

そんなだから、途中のロングトーンのことも知りませんでした。
なぜあそこで伸ばすのかよくわからないのですが、あれだけ息が続くとはすごいです。
島津亜矢さんは、伸ばさずに普通に歌っています。

 

 

 

12.接吻

 

 

接吻(せっぷん)

ORIGINAL LOVE(オリジナル・ラブ)の、1993年(平成5年)発売のシングル。

 

作詞・作曲:田島貴男(たじま・たかお)
歌:ORIGINAL LOVE

 

 

接吻 ORIGINAL LOVE (PV)

 

 

この歌も知らない歌で、島津亜矢さんの歌で初めて知りました(どんだけ知らんのや)

まさか男性が歌っていたとは…。
ORIGINAL LOVEという人(?)グループの名前も初めて聞きました。

 

亜矢さん、「長く甘い口づけを交わそう」…なーんて歌詞、
セクシーに歌うのかと思いきや、力強くて時には唸りも入るカッコいい歌い方です。
しびれる~~!

 

 

 

13.BEN

 

Ben(ベン)

1972年の映画「ベン」の主題歌。
幼少期のマイケル・ジャクソンが歌っている。

「ベンのテーマ」と言われる。

 

作詞:Don Black and Walter Scharf
作曲:Don Black and Walter Scharf
歌:Michael Jackson

 

 

 

マイケル・ジャクソン「ベンのテーマ」.flv

 

 

3曲目の英語の歌です。

上の動画でマイケル・ジャクソンが歌っている声を聴いてビックリしました。

 

島津亜矢さんに声が似てませんか!?

 

あ、逆でした(笑)
島津亜矢さんが、この頃のマイケル・ジャクソンの声に似ている、のでした。
映画の挿入歌の時から少し時がたっている頃なのでしょうか。
ワタシの耳がおかしいのでしょうか。
いいかげんなワタシですから…笑。

 

英語の歌は、またそのうち別の記事で書きます。

 

 

14.15の夜

 

15の夜(じゅうごのよる)

尾崎豊(おざき・ゆたか)さんの、1983年(昭和58年)発売のデビューシングル。

 

作詞・作曲:尾崎豊
歌:尾崎豊

 

 

尾崎豊 15の夜 歌詞つき

 

 

盗んだバイクで走りだす」という歌詞が有名ですね。

 

実は、そこの部分しか知らなくて、歌を最初から最後まで全部聴いたのは島津亜矢さんのカバーです。

 

「15の夜」は、いろんなパロディーやお笑いのネタに使われているので、ついそのことを思い出してしまい、笑いがこみあげてきてしまい困ります。
伊集院光さんのラジオ「深夜の馬鹿力」でやっていた「俺の15の夜カルタ」とか(笑)

 

それはともかく、島津亜矢さんの「15の夜」のカッコよさといったら!

この歌、お笑い以外ではあまりいい印象はなかったんですが、この歌が好きになりました。

 

特に「ぬーすんだバーイクで はーしり出すー」からがめちゃカッコイイ!
マネして歌ってみましたが撃沈しました。

 

 

15.ありがとう

 

ありがとう

いきものがかり の、2010年(平成22年)発売のシングル。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌

 

作詞・作曲:水野良樹(みずの・よしき)
歌:いきものがかり

 

 

いきものがかり ありがとう – ライブ会場の風景 in 大阪城ホール 在线观看

 

 

島津亜矢さんの「ありがとう」は…

 

普通です。

 

ありがとう。

 

 

 

16.時代

 

時代(じだい)

中島みゆき(なかじま・みゆき)さんが、1975年(昭和50年)の『第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会』『第6回世界歌謡祭』でグランプリを受賞し、同年シングル発売された楽曲。
別バージョンもある。

 

作詞・作曲:中島みゆき
歌:中島みゆき

 

 

時代 -ライヴ2010~11- (東京国際フォーラムAより)

 

 

島津亜矢さんは、2018年(平成30年)のNHK紅白歌合戦で「時代」を歌い、亜矢さんのホームページがアクセスしづらくなるほどの大きな反響を呼びました。

 

話題になるのはいいのですが、いいかげん紅白歌合戦でカバーばかりではなく演歌を歌って欲しいです。
前にも書きましたが、島津亜矢さんの本当のすごさは演歌にあると思っています!
「時代」とか英語の歌やミュージカルの歌で感激している場合ではありませんよ。
台詞入りの演歌、歌謡浪曲を聴いたら胸を打たれてひっくり返って失神するかも!?

 

 

 

 

おまけ(いらないって?)

 

nanaで歌ったカバーのカバー(笑)を何曲か。
英語の歌以外は全曲制覇済。
(英語の歌は別の記事で)

 

我が良き友よ

 

15の夜

 

悲しみがとまらい

 

一部(全部?)変なのがありますが、島津亜矢さんはけっしてこんなふうに歌ってはいませんので誤解しないでください。

 

歌ってみたプレイリスト「島津亜矢SINGER6」ごっこ
プレイリストは15曲までしか入らないので、どの1曲を外すかは悩み中(誰も見てないけど)

 

 

演奏のみなさまがた、ありがとうございます。

 

 

 

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ありがとうございました。

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