イヨマンテの夜
いよまんてのよる
は
伊藤久男(いとう・ひさお)さんの、1949年(昭和24年)の歌。
作詞:菊田一夫
作曲:古関裕而
歌:伊藤久男/コロムビア合唱団
イヨマンテ(イオマンテ)は、アイヌ語の儀式・儀礼のひとつ。
送り儀式、熊祭り
「イヨマンテの夜」のウィキペディアより
「NHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の劇中の山男をテーマとした演奏曲として、古関が作曲し1949年に発表される。
山男が「アーアー」と口ずさむだけのメロディだったが、菊田と古関が気に入り、ひとつの作品として残すことになった。
レコード化にあたり、ドラマの脚本を書いた菊田が後から歌詞を加えた。
当時、アイヌの作品を手がけていたため、アイヌ的な単語を当てはめて作った。」
伊藤久男 イヨマンテの夜1975
「イヨマンテの夜」は多くの歌手がカバーしています。
歌詞より
メノコ
メノコとは
アイヌ語の「女の人」「女性」「女」「嫁」
コタン(部落)
アイヌの集落、部落
アイヌの社会を形成する最小単位
「コタン」はアイヌ語で「宅地」
「コタンの掟破り」
とありますが、どのような「コタンの掟」を破って、メノコが熱い唇をよせたのでしょうか?
いろいろ想像してみると楽しい。
男と女の結婚は、族長(?)が決めた人としかしてはいけない、とか?
そのオキテを破って、女が我に熱い唇を寄せてきた、とか?
(想像です)
イヨマンテは、今では観光としてしか見ることができないのでしょうか。
イオマンテの火まつり 阿寒湖畔
阿寒湖 アイヌコタン
〒085−0467
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7−19
ところで、掛け声? コーラスで入る「カムイホプニナ」とは何なのでしょうか?
「カムイ」は、アイヌ語で、日本語の「カミ」や「霊」「自然」だそうですが
「ホプニナ」が何なのかわかりませんでした。
「カムイ パポニカ」だという説もありました。
「カムイパポニカ」はアイヌ語のおまじないの言葉だというのが出てきましたが、よくわかりません。
単なるかけ声なのか、何なのでしょう。
「イヨマンテの夜」に似たような歌はこちら(笑)
「イヨマンテの夜」は、「カッコイイ歌」、「歌ったら気持ちのいい歌」として、歌の部分だけは知っていて、いつかはカラオケで歌ってみたいと思っていました。
が、今回、かーにゃさんが伴奏を作ってくださって、さあ歌おう! と思ったら
「???」
最初のアーホイヤーは認識してましたが(笑)
最後のアアアーーー、忘れてた(笑)
原曲はコーラス(?)の「カムイホプニナ…」の声に「あああーー」がかき消されてよく聴こえないんですよね。
しかも「カムイホプニナ…」がだんだん盛り上がって、最後は音割れしたみたいに聞こえます。
昔の録音のレコードだとこうなるのでしょうか。
む、難しい!
んで、歌ってみましたが…
女性キーの伴奏もあったのですが、女性キーでは高すぎて、原曲のあの感じが出ないといいますか、
それでも原曲キーは低くてどうしようかと思いましたが、結局こちらのほうが太鼓の音が豪華で歌いやすいかなという理由で(笑)、原曲キーで歌ってみました。
最初と最後の「ああああーーー」が難しくて適当になってます。
この歌も「あああーーー」がバッチリ決まると気持いいんでしょうね。
掛け声(?)の「カームイホプニナ アーホイヨー」を入れたかったのですが、例によってリズム感なしの自分にはどうやって入れたらいいのかわからなくて入れることが出来ませんでした。
かーにゃさん、いつもありがとうございます。