「長崎物語」由利あけみ・長崎県のご当地ソング

長崎物語
ながさきものがたり

1939年(昭和14年)、由利あけみ(ゆり・あけみ)さんが歌った歌謡曲。

作詞:梅木三郎
作曲:佐々木俊一

 

 

長崎物語(由利あけみ)

 

 

「じゃがたらお春」を題材にした歌。

 

 

じゃがたらお春(じゃがたらおはる)

 

ウィキペディアより

江戸時代初期に長崎に在住し、後にバタヴィア(ジャカルタ)へと追放されたイタリア人と日本人の混血女性。
ジャカルタから日本へと宛てたとされる手紙「じゃがたら文」で知られる。

 

 

じゃがたら文

 

ウィキペディアより

追放後にジャカルタから故郷の人々に宛てたとされる「じゃがたら文」によって知られる。「千はやふる、神無月とよ」で始まり「あら日本恋しや、ゆかしや、見たや、見たや」と結ばれたこの手紙は、お春の少女期から若年期のいずれかに書かれたものとされ、正徳4年(1714年)に 西川如見が著した『長崎夜話草』第一巻によって初めて紹介された。
以来、募る望郷の念を少女とは思えぬ流麗な調子でしたためた名文として高く評価され、お春は江戸幕府により故郷と引き離された悲劇の少女として知られることとなった。
明治時代に貴族院議員・竹越与三郎がじゃがたら文を評し「『じゃがたら姫』の『じゃがたら文』を読みて泣かざるは人に非ずと申すべし」と述べているほか、昭和14年(1939年)にはじゃがたら文を下敷きとして歌謡曲「長崎物語」も作られた。
しかし発表後間もなくより「偽作ではないか」との疑いもあり、蘭学者の大槻玄沢は「疑うべきもなき西川の偽文」と断じ、大槻の門弟であった山村才助も「人多くこれを偽作ならんかと疑うべし」としている。
古詩を交えて書かれるなど、少女が書いたとしては文章が美麗過ぎ、また「じゃがたら文」と後年お春によって書かれたとされる手紙との差異も著しく、近年では偽作とほぼ結論づけられている。

ジャカルタ古文書館にお春の遺言書が保存されており、遺産の分配法などが示されているほか、富裕層の証である奴隷も所有していたことが明らかとなっており、「じゃがたら文」から想起された悲劇的な印象とは異なる生涯を送った記録が残されている。

 

 

 

長崎ものしりめも】長崎ものしり手帳 第1話じゃがたらお春の碑

 

 

長崎には「長崎物語」という長崎銘菓があります。

 

しっとり食感のバームクーヘンに甘さ控えめのクリームがぎっしり。

パッケージに綴られる「ジャガタラ文」

 

 

 

「長崎物語」nanaのすてきな三味線で歌ってみました。
ありがとうございます。

ありがとうございました。

 

 

青春歌年鑑<戦前編>3 昭和13年~14年(1938年~1939年)

[Disc1]
1.鴛鴦道中/(上原敏)[3:45]
2.上海だより/(上原敏)[3:17]
3.皇国の母/(音丸)[3:23]
4.湖上の尺八/(伊藤久男)[3:24]
5.愛国の花/(渡辺はま子)[3:27]
6.陣中髭くらべ/(東海林太郎)[3:14]
7.雨のブルース/(淡谷のり子)[2:57]
8.バンジョーで唄えば/(中野忠晴)[3:17]
9.人生劇場/(楠木繁夫)[2:48]
10.上海の街角で/(東海林太郎)[3:37]
11.波止場気質/(上原敏)[3:20]
12.旅の夜風/(霧島昇)[3:28]
13.悲しき子守唄/(松原操)[3:30]
14.シナの夜/(渡辺はま子)[3:35]
15.母子船頭唄/(塩まさる)[2:57]
16.満州娘/(服部富子)[2:44]
17.麦と兵隊/(東海林太郎)[3:12]
18.上海ブルース/(ディック・ミネ)[2:48]
19.或る雨の午后/(ディック・ミネ)[3:12]
20.涯なき泥濘/(小野巡)[3:10]
[Disc2]
1.旅姿三人男/(ディック・ミネ)[3:18]
2.一杯のコーヒーから/(霧島昇)[2:53]
3.チャイナ・タンゴ/(中野忠晴)[3:14]
4.古き花園/(二葉あき子)[3:30]
5.上海の花売娘/(岡晴夫)[3:13]
6.ほんとにほんとに御苦労ね/(山中みゆき)[3:05]
7.九段の母/(塩まさる)[3:15]
8.熱海ブルース/(由利あけみ)[3:29]
9.何日君再來/(渡辺はま子)[3:25]
10.港シャンソン/(岡晴夫)[3:29]
11.長崎のお蝶さん/(渡辺はま子)[3:27]
12.純情二重奏/(霧島昇)[3:19]
13.出船の唄/(北廉太郎)[3:19]
14.旅のつばくろ/(小林千代子)[3:25]
15.長崎物語/(由利あけみ)[3:25]
16.名月赤城山/(東海林太郎)[3:43]
17.大利根月夜/(田端義夫)[3:28]
18.島の船唄/(田端義夫)[3:27]
19.戦友の唄/(樋口静雄)[2:54]
20.俺は船乗り/(上原敏)[3:18]

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